太陽光発電は、どこで取付しても性能は同じだと思っていませんか?
これからは、太陽光発電が増えていく時代です。単純に施工価格で比較したり、訪問営業に勧められるまま施工して、性能どおり発電しないとか、思わぬ雨漏りに悩む事態になることがあります。
太陽光発電のメーカーを決めるときに、パネルそのものの変換効率が良いものだけをチェックされているのでは・・・。
そんなあなたに、太陽光発電を選ぶポイントをご説明します。
性能の他に気をつけるところ
実は、本体の性能の他の要因で能力が大きく左右されます。
パネルだと、屋根は夏場の気温上昇があるなど、過酷な使用条件です。そんな中で、メーカー公表値である試験どおりの性能を発揮するのは困難です。
タイプによっては、試験上良くても、使用条件によって能力が下がりますし、直接光だけでなく、天室反射による同射もあります。
それらの効果も考えなければなりません。
設置に対する効率対応範囲も大切です。
太陽との角度の対応範囲の少ないものは、発電効率や設置場所により大きく能力が下がります。
その他に
発電効率に影響する条件として次のようなものがあります。
日照や温度、積雪などの気象条件・屋根・周囲・配線・各機器・地域の電圧
このように、パネルを選択するときには、価格も大切ですが設置条件などを複合的に考える必要があります。
雨漏りに注意
過去の事例の中から多いトラブルとして雨漏りです。
平成の時代に雨漏り?と思いますが、太陽光発電をつけてから雨漏りになったと聞くことが多いのです。
この場合で多いのが、屋根の上に荷台型の太陽光を載せた事例で、荷台をとめるのに屋根瓦等のしたの防水管を破り取付した例です。
今では荷台を取り付けるための専用部材を使用することでトラブルが減少していますが、建物の構造や役割をきちんと理解していない会社では、心配ですね。
パネルの重さ
太陽光パネルを載せることによる屋根の重量増加に対する、計画をすることも大切なことです。
屋根の重量増加は、耐震性などに影響を及ぼします。単に、安工や手軽さを売りにしているだけでは、後々に重大な欠点や後悔を残すことにもつながります。
メンテナンスについて
最後に、太陽光パネル自体が、年数をもったとしても荷台の寿命や、荷台をつけた下の屋根のメンテナンスは考えたことがありますか?
多くの建築屋もこの疑問を知りながら対策を考えずに設置を行うケースがあります。その場合はかえってメンテナンス費用が多くかかったりもするので注意が必要です。
和建の太陽光発電への取り組み
和建設計事務所では、過去に設置した例から学んだデータを踏まえて、太陽光発電事業に取り組みますから、カタログの性能だけを見て失敗することなく、ご提案できます。
また、設計・施工実績も多くありますし、建築の専門なので施工も安心してお任せ頂けます。